この先生への愛を語る為にサイトを開設したと言っても過言ではありません。
今年、いや史上最高に好きな作品です。
座裏屋蘭丸先生
リカー&シガレット(通称:リカシガ)
毎晩精神安定剤代わりに読んでます。
読むと幸せになれるから。
冒頭はカラーで描かれているんですが、これがもう本当に街並みといい、人物といい、映画のようです。
真向かいにお店を構えている二人の日常がカラーで描かれていますが、これだけでカミロが町一番のイケメンいうことがわかりますし、テオの可愛さもあふれ出ちゃってます。
文字をカラーにしてるところにも圧倒的な美的センスを感じますね!
いいですよね~、幼馴染。
私もカミロみたいな幼馴染が欲しかったわ。
平穏な二人の日常を描く冒頭、カミロの一言から二人の関係は変わっていきます。
「俺 テオのステディになりたい」
私なら即答でYES!!だけど、ストレートのテオは困惑を隠せません。
前からカミロの気持ちには薄々気づいていたし、カミロもそれを知っていた。
この発言があった夜から、カミロが心身ともにテオを落としていくいく過程がとても丁寧に描かれてます。
カミロはテオの嫌がることはしないので酔ったテオにいたずらする時も「大丈夫、キスだけだから」とか「ごめんね、いやだった?」とか、とにかく優しい!
心までイケメンのカミロ。抱いて。
読んでるうちに自分がカミロに口説かれている気分になるのは私だけなんでしょうか?
みんなの前で「本当はベッドに連れ込んで色々したい」とか言われちゃうシーンが大好き。
そんなイケメンで優しいカミロに口説かれ続け、徐々にテオも自分の感情を自覚していきます。
メンタル盤石なカミロがテオの言動に感情が動かされてる様がたまりません。
町一番のイケメンを振り回すなんて、やるね!テオ!
二人のほかに町に住む同世代の友人、ディエゴ、マリノ、エランド。
五人で集まってるとこをずっと見ていたくなる位好きです。
私は男らしいディエゴがお気に入り。
このディエゴがテオに色々とけしかけてくれるんですが、毎回毎回ナイスアシスト!なんですよ。
座裏屋先生本人もインタビューでおっしゃってましたが、大きな事件とかはありません。
でもこののんびりさが精神安定剤になりうる位のほっこりBLを生み出してます。
いやむしろこの何でもない日常を一生見ていたいと思うほど、ストーリーの雰囲気が大好きです。
カミロの我慢が実を結ぶ瞬間を是非見届けていただきたい。
買って損はない一冊だと思います。
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